脳梗塞後の歩行障害を改善するために大切なポイント|安全に歩くためのリハビリと継続の重要性

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脳梗塞の後遺症の中でも、多くの方が悩まされるのが歩行障害です。

「歩くと足を引きずってしまう」「バランスが悪く転びそうになる」「以前のように長い距離を歩けない」といった悩みは、日常生活の自由度を大きく左右します。

歩くことは、買い物や通院、家事、趣味など、生活のあらゆる場面に関わる基本的な動作です。そのため、歩行能力が低下すると活動量が減り、筋力や体力の低下、さらには寝たきりのリスクが高まることもあります。

しかし、脳梗塞後の歩行障害は、適切なリハビリや継続的な運動、身体の状態に合わせたケアを行うことで、歩きやすさの改善や身体機能の維持を目指すことができます。

この記事では、歩行障害が起こる原因や改善を目指すためのポイントについて詳しく解説します。


なぜ脳梗塞で歩きにくくなるのか

脳梗塞では、脳の運動をコントロールする部分が障害されることで、身体を思い通りに動かしにくくなります。

特に歩行では、

  • 足が上がりにくい
  • 膝が伸びない
  • 足首が動かしにくい
  • バランスが取りづらい
  • 麻痺側へ体重を乗せられない
  • 歩幅が小さくなる

など、さまざまな症状が現れます。

症状の程度は人それぞれですが、「歩けるから大丈夫」と思っていても、無意識のうちに身体へ負担がかかり、転倒や関節痛につながることも少なくありません。


歩行障害を改善するために大切な5つのポイント

① 毎日少しずつ歩く習慣をつける

歩行能力を維持・改善するためには、継続的に身体を動かすことが重要です。

「今日は調子がいいから長時間歩く」のではなく、無理のない距離を毎日続けることが大切です。

例えば、

  • 家の中を数往復する
  • 廊下を歩く
  • 庭を散歩する
  • 近所を短時間歩く

など、日々の生活の中で歩く機会を作ることが筋力や持久力の維持につながります。


② 筋力だけではなくバランス能力も鍛える

歩行は足の筋力だけでは成り立ちません。

立っている間は常に身体のバランスを保っているため、体幹や股関節、足首の機能も重要になります。

例えば、

  • 椅子からゆっくり立ち上がる
  • 壁につかまりながら足踏みをする
  • 重心を左右へ移動する練習

などは、自宅でも取り組みやすい運動です。

バランス能力が向上すると、転倒予防にもつながります。


③ 関節が硬くならないようにする

脳梗塞後は麻痺の影響で関節を動かす機会が減り、徐々に関節が硬くなる「拘縮」が起こることがあります。

足首や膝、股関節の柔軟性が低下すると、歩幅が狭くなったり、つまずきやすくなったりします。

そのため、

  • ストレッチ
  • 関節運動
  • 可動域訓練

などを継続し、関節の動きを維持することが歩行改善の第一歩になります。


④ 筋肉の緊張を和らげる

脳梗塞後には筋肉が過度に緊張する「痙縮(けいしゅく)」がみられることがあります。

足が突っ張る、膝が曲がらない、つま先が下を向いたままになるなどの症状は、歩行を妨げる大きな要因です。

適切なストレッチやマッサージによって筋肉の緊張を和らげることで、歩きやすさの向上が期待できます。


⑤ 転倒しない環境を整える

歩行練習では、安全な環境づくりも欠かせません。

例えば、

  • 床に物を置かない
  • カーペットのめくれをなくす
  • 手すりを設置する
  • 明るい照明を確保する
  • 滑りにくい靴を履く

といった工夫を行うことで、転倒のリスクを減らすことができます。


訪問マッサージを取り入れるメリット

病院でのリハビリが終了すると、「もっと歩けるようになりたいのに、リハビリを受ける機会が減ってしまった」と感じる方も少なくありません。

そのような場合に役立つのが訪問マッサージです。

国家資格を持つ施術者がご自宅へ訪問し、

  • 筋肉の緊張を和らげる施術
  • 関節可動域訓練
  • ストレッチ
  • 歩行訓練
  • バランス練習
  • 起立・着座動作の練習

など、一人ひとりの身体の状態に合わせたサポートを行います。

身体を動かしやすい状態に整えてから歩行練習を行うことで、より効率的なリハビリにつながることがあります。


ご自宅でできる歩行訓練

毎日の生活の中でも、簡単な運動を続けることが歩行能力の維持につながります。

例えば、

  • 椅子から立ち上がる運動
  • 足踏み運動
  • かかと上げ・つま先上げ運動
  • 太ももの筋力トレーニング
  • 室内歩行
  • 深呼吸をしながら姿勢を整える練習

などを、無理のない範囲で行うことがおすすめです。

体調が優れない日や疲労が強い日は無理をせず、休息を取ることも大切です。


ご家族のサポートも歩行改善には欠かせません

脳梗塞後のリハビリは、ご本人だけの努力では続けることが難しい場合があります。

ご家族が、

「今日は昨日より歩幅が広がりましたね。」

「少しずつ良くなっていますね。」

といった前向きな声掛けをすることで、リハビリへの意欲が高まることがあります。

また、歩行時に付き添うことで転倒予防にもつながります。


札幌で脳梗塞後の歩行障害にお悩みの方へ

札幌市では、脳梗塞後の後遺症に対して訪問マッサージや機能訓練を利用される方が増えています。

医師の同意があれば、健康保険を利用して訪問マッサージを受けられる場合もあり、通院が難しい方でもご自宅で専門的なケアを継続することが可能です。

歩行能力の維持や改善は、一度の施術だけで大きく変わるものではありません。しかし、継続的なマッサージやリハビリ、そして毎日の積み重ねによって、歩きやすさや生活の質の向上を目指すことができます。


まとめ

脳梗塞後の歩行障害は、筋力低下だけでなく、麻痺、筋肉の緊張、関節の硬さ、バランス能力の低下など、さまざまな要因が重なって起こります。

改善を目指すためには、

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