「最近、お父さんがベッドから起き上がるのを億劫がるようになった」「足腰が急に弱くなって、このまま寝たきりになってしまうのではないかと不安……」
札幌でご家族の在宅介護をされている方から、このような切実なお悩みをよく伺います。一度寝たきりに近い状態になってしまうと、関節が固まる「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」が進み、さらに動かしにくくなるという悪循環に陥ってしまいます。今回は、ご家族が自宅でできる簡単な声かけ・ストレッチと、プロの訪問マッサージを上手に組み合わせるコツをご紹介します。
自宅でできる:まずは「足首」のストレッチから
寝たきり予防で最も重要なのは、足の関節の柔軟性を保つことです。特に足首が硬くなってつま先が下がってしまうと、立ち上がったときに踏ん張りが効かず、転倒の原因になります。
- やり方: ベットに仰向けに寝た状態で、ご家族が優しく踵(かかと)を包み、つま先を天井の方へゆっくりと起こすように伸ばします。
- ポイント: 決して無理に力を入れず、「痛気持ちいい」と感じる手前で10秒ほどキープしてください。声をかけながらリラックスした雰囲気で行うのがコツです。
家族だけで抱え込まず、プロの力を借りる重要性
とはいえ、毎日の介護の中でリハビリやストレッチをやり続けるのは、ご家族にとって肉体的にも精神的にも大きな負担です。「やり方が合っているか不安」「嫌がられて喧嘩になってしまう」という声も少なくありません。
そんなときは、週に数回でも国家資格を持つ訪問マッサージのプロを頼ってみてください。 プロの手で全身の筋肉をほぐし、適切な可動域訓練(ストレッチ)を行うことで、本人の「動きたい」という意欲も引き出されます。介護負担を減らし、笑顔で在宅生活を続けるために、ぜひ訪問マッサージを上手に活用してください。


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